半導体・液晶・電池材料の日立化成の市場での投資評価

日立化成は、日立グループの大手の化学メーカーとしての名があり、半導体材料やリチウム電池などに強みを持つ企業です。いずれも世界でトップシェアを誇っていることから、株式市場などでも投資家の評価が高い銘柄です。

日立化成は単元株が100株単位で現在の株価については、2,000円を割り込んだ状態となるため、比較的に投資を行ないやすい銘柄になっているのは確かです。過去10年間においても一時期1,000円を割り込んだことがありますが、リチウム電池は自動車産業を始め、家庭電池、非常用電源の確保の面において話題性も豊富で、株式市場でも注目されており、下支えされていました。

近年は、海外の安価な半導体の製造に押されて、国内の半導体製造の市場も下火になっていますが、それに代わるリチウム電池のシェア拡大は、株式市場でも評価が高く株価復調の兆しにもなっています。過去10年間の間には、最高値が4,000円に迫る勢いもあったこともあります。

また現在ではその半値水準に戻っていることもありますが、将来的には過去最高値を超えるかどうかも注目されています。なお半導体部門においては、スマートフォン向けの半導体製造、環境自動車向けのリチウムイオン電池、樹脂成形品や電子部品類が好調で増益を確保しています。

一方では日立グループの中核であるエレクトロニクス部門では液晶ディスプレイなどが減速している傾向が見られます。最近の日立化成の株価の値動きについては、増益は確保できたものの従来の業績見通しに及ばなかったことにより、値下がりが見られます。

逆に投資できる水準に値下がりした場合、積極的に買われやすい銘柄となりますので、好材料が出れば上昇する可能性を秘めています。ちなみに格付会社の投資アナリストによる2017年12/22時点の評価としては、日立化成は弱含みの買いという評価になっています。